捨てる神ありゃ拾う神あり

SUZUKI GSX-F

これは自分のではなく、兄貴の所有していたバイク。

実は単純に「GSX-F」という名前だけだと80年代の今で言うネイキッドな車種もあるらしいけれど、こちらはGSX-Rシリーズのツアラー版という位置づけから生まれた…らしい......
ちゃんとした形式名は「GSX400FK」型。
この型から1度モデルチェンジをした後、RFシリーズに切り替わっていくも、ラインナップから消えていってしまった様子。



見た目にはGSX-Rをフルカウルにしてシートも厚く大きくした程度にしか違いが分からないけれど、実際は大分違うのでしょうねぇ。エンジンが辛うじて同じ、とかかな？？

V-Twin MAGNAとかに興味をもつ前の頃、それまで接して来たバイクの中では一番大きく、前傾がキビシく、とにかくズッシリとした車体で、色々な意味で大型バイクの魅力を知ったきっかけになった一台です。

この手の車種としては当たり前の事でしょうが、シート形状〜タンクの形状が身体の線に沿う様にうま〜く逃がしてあるので、バイクにすっぽりハマってしまうというか…人車一体ってこういうことなの？みたいな感じが面白かったです。
ただ不慣れだったオイラにとっては、ハンドルの切れ角が少なめなのも手伝って　そのフィット感が逆にアダとなって、ヨロヨロッとしたり、パタリっといってしまったり、しまったり、、しまったり〜　ノД`)・。*

幸いにも走行中に「パタリっ」っとはいかなかったのですが、フルカウルなことや突き出た大きなミラーは、ひとコケ○万円コースが当確なのは言うまでもないでしょう。

何速に入っていても、アクセルを捻ると　ギクシャクせず、お腹の下からゴロゴロ〜っとうなりながらスピードが上がっていく様子は、教習所で乗ったCB400SFともちょっと違って、良くも悪くもツアラーらしい感覚でした。