捨てる神ありゃ拾う神あり

[GRANDDINK125X]スクーターの…え〜っと....

〜クラッチ側も外しちゃったよ〜

　前回の取り外しで、加速向上仕様ではあるけれど、ウエイトローラーが原因ではないということが判明した物の、何となく釈然としないまま…それでもしばらく乗っていました。

まぁ、加速が良くなったと言っても、所詮は125ccエンジンでのことなので大した事は無いのですが…
それでも良くなったなりに加速を楽しんでいたら、とうとうフル加速時にエンジン回転が9,000rpmの目盛線まで　あと針一本分　くらいのところまで回る様になってしまいました。

ここまでくると、さすがに漠然とした不安を抱かずにはいられなくなってきてしまいましたヨ......
(^-^;)>

で、前回の作業の記事に頂いたkeiさんのコメントのこともあって、ええ〜ぃ！クラッチ側も外してしまえぃ！　と、いうことでふたたびベルトカバーOpen〜〜なのです。



実は、1本目のベルトが滑ったとき、ベルト交換後のクラッチミートが異様に低くなった事が有って（それはそれでアリかな、とも思ったけれど）、何かのついでに直してもらった事があったのです。その時も運転に支障はなかったので『変なの………』とは感じていたのですが.....

で、外してみました。



クラッチセンターロックナットは二面幅41mm。でも今回は外してません。
あと、クラッチ側をゴッソリ外すためには、先に変速側のドライブフェイスを外してベルトを緩める必要がありました。



…何だかハウジングとシューの擦れ方が不均一だよ…(･_･;)



仕方が無いので、サンドペーパで慴動面をならしておきました。



センターロックナット外し…以降の作業は、道具の準備もしてなかったのでやめておきました。

とりあえずクラッチシューを広げてみたり（結構固い！）とか
クラッチ側プーリーを押し広げてみたりとか（やっぱり結構固い）して、感触を確認してみたりなんかして....
トルクカムによってプーリーフェイスがずれる様子も楽しんでみたり、

......それで指挟まれたり.....(@o@) ouch!

そうやって様子を見ただけで、元に戻しました。あんまりイジりすぎて「イジリ壊し」しては元も子も無いからね。

元に戻す時、ちょっと気にしてみたのはベルトの張り具合と、プーリー固定ナットの締め付け。
そのまま組み込むと、ベルトが（センタースプリングの力で）クラッチ側に多少引っ張られているので、適当に締め込んだ後にエンジン始動〜変速動作を確認して本締め、としてみました。

さてさて、ベルトカバーも戻してテスト走行してみたところ.....

変速点が見事に変わりましたよ

通常加速で7,500〜8,000rpm、フル加速で8,500弱までは回りますが、作業前までの『一気にレッドゾーン突入』な勢いは無くなりました。

また、クラッチの慴動面を仕上げたことで、クラッチミート時の空回り感が減少しました。
いままではズルズルと走り出す、というか半クラッチが長め？+高回転でミートする感覚でしたが、より低回転の時点でググッと前に進みだす様になりました。
これで、走り始めの加速度のカッタルさはよみがえってしまった訳ですが、闇雲にエンジン回転だけが上がる現象は無くなりました。

一度動き出すと8,000rpm辺りまでクーッと回転が上がるのは今までとあまり変わりは無いようですが、回転が上がる事よりも変速動作の方が効果的に働いているのが良く分かりました。

ってことで、組み直したら　また走り方が変わっちゃった。
でも今回は結果オーライってことで良しとします。

kei:

kei:

コメント:

お名前:
管理者としてコメントを追加

管理者パスワード: