May 06, 2006

ゴールデンウイークの休日6日目

〜さよなら交通博物館〜
今日は、来週末(5月14日)で閉館してしまうことになった、神田と秋葉原にほど近い交通博物館へ、友人と二人で行ってきました。
交通博物館-正面入り口

オイラはもう3x歳な訳ですが、ココへ来るのは多分小学生1〜2年のころ以来、実に二十とン年ぶりデス。すぐ近くの電気街にはしょっちゅう来ているのにネェ…
でも、オトナになっちゃうと何か機会が無い限り、こういう所に来る事は無いよねぇ...

さてさて、お昼前に行ってみたのですが、ゴールデンウィーク中である事と、閉館前の名残惜しさが加わって、博物館の入り口周辺は人がごった返しておりました。ある程度混雑しているだろうとは思ったのですが、正直いって予想以上でした。

特に1Fは、入り口近くの売店でお土産物を求める人々で賑わい〜の
ナレーション付きの鉄道模型のジオラマを見る人々で賑わい〜の
電車のシミュレーターを楽しみたい親子連れの順番待ちで賑わい〜の
…とにかくスゴイ人混みでした。(´_`;) ~゚

館内の混雑っぷり

旧万世橋駅の遺構見学ツアーは、好評のため閉館の日まで期日が延長されていましたが、参加する二日前までに電話予約が必要だというのでチャレンジしたのですが、電話予約の受付開始時間直後から電話は繋がらず、1時間後にようやく繋がったと思ったらすでに
『5月8日以降の平日しか空いていないのですが…』

と、つれない返事でした。
さすがに会社を休んでまで見に行く所でも無いので、素直に諦めましたが...
(u_u;

代わりと言っては何ですが、一般の展示の方で万世橋駅の歴史が紹介されていたので、そこで昔はどんな様子だったのかを知る事は出来ました。
今でこそ、通りの向かいのコンビニがある所はちょっと裏通り、という雰囲気ですが、そこが一番にぎわっていた交差点だったと言う事は、にわかには信じられない情景です。

さてさて
2Fは車、バイクと、船の展示の間です。
全体的に展示してある車種が古い中で、1台だけ先代のSUZUKI GSX-R750がいました。ピカピカです。その隣がHONDA GL500ですから、時代を端折りすぎです。はっきり言って、浮いていました。

中ほどには、日本の自動車会の一時代を築いた三輪トラックの末裔、MAZDA T2000型が鎮座しておられました。この70年代までの自動車一般に言える顔つきの懐かしさは、個人的に何ともタマラナイモノがあります。
マツダのT2000

ビックリしたのはこのトラックの燃料の指定です。
オイラが小学生頃まではハイオクのガソリンと言えば『有鉛』でした。徐々に無鉛に移行しつつある時代だったので「無鉛ガソリン」を使えという指示の水色のシールか、「有鉛ガソリン」を使えという指示の赤いシールが窓に貼ってありました。
…が、この3輪トラックには『無鉛に1/3有鉛ガソリンを混ぜるべし』という緑色のシールが貼ってありました。は、初めて見た…
「混合」という指定のシール

フェンダーのミラーもいい味出してます。
積載物で後方視界が妨げられる事を防ぐために、ミラーの張り出しを調整出来るようになっています。時代を感じさせる機構ですねぇ。
T2000のミラー

3Fは航空機とその他の交通手段について。
館内の吹き抜けに吊るされている古い飛行機を初め、実物のエンジンやコクピット等が展示されていました。
戦闘機の星形エンジンを間近に見てしまうと、当時の航空機を作る技術というのも素晴らしいものがあった事が分かります。

4Fは屋上と軽食処です。
屋上からは、フェンス越しに万世橋駅のプラットホーム跡が見えます。草がボーボーに生えていますが…
引き込み線の所にも特別展示でしょうか。
屋上から〜万世橋駅跡

ここ最近の閉館のニュースを知るまでは、何とも思わなかったのに、移転して「鉄道博物館」に生まれ変わるのは良いとしても、何とも名残惜しさを感じずにいられないのは何故なのでしょう?



この辺も、どんどん景色が変わって行くなぁ〜......
Posted by tsuka27 at 09:55 P | from category: Main | TrackBacks
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