August 02, 2006

[GRANDDINK125X]スクーターの駆動系メンテナンス

去年の今頃もウエイトローラーをあれこれ調べていました。
それからさらに1万キロの走行を重ねて行き、フル加速時のエンジン回転が9,000rpmに達するようになって来たので、またメンテナンスしてみました。


エンジン回転の上限が上がったのは、最初の頃はエンジンオイルを粘度の低いもの
・それまで使っていた10w-40(ホンダウルトラG2)
から
・ホームセンターで買った5w30の合成油
に変えたのが効いたのだろうと思っていたのですが、ここ1ヶ月くらいでタコメータの針1本分くらいづつ徐々に上がっていったので、そろそろベルトがへたって来たのか…と感じるようになりました。

そんな訳で、部品をそろえて交換作業へ....

ベルトカバーを開けてすぐに目についたのは、クラッチ側の空気抜き通路に糸くずがたまっていた事でした。
糸くずを発見
何じゃこりゃ??と思いつつ変速プーリー側を外していきました。

交換前後のベルトを比較して色々見回していると、古い方はベルト側面のワイヤー状の部分が一部欠損して溝だけになっており、ワイヤ部の欠損範囲は、円周上1/4弱に及んでいました。
ワイヤーが無い所

さっきの糸くずは、コレか〜!
これがあれ?

ベルトはもちろんですが、ウエイトローラーも外形が偏摩耗しているので交換しました。

大事をとってウエイトローラーのランププレートのスライドピースも交換しました。

全交換部品

ついでなので、クラッチ側も外して、シューとハウジングの慴動部をペーパー掛けしました。
ここは、去年外した時はシューの幅の半分しか当たっていなかったのですが、その時の修正が効いていてシューが均一に当たるようになっていました。

あとは、元通り組み直しておしまい。
エンジン回転だけが やたらに上がるだけ、といった部品交換前の症状は無くなりました。

現在、30,900キロ走行。エンジンは依然として快調なり。
Posted by tsuka27 at 12:02 P | from category: BIKE-GRANDDINK | TrackBacks
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