July 21, 2007

[GRANDDINK125X]スクーターの駆動系メンテナンス(2007年)

GD125Xの駆動系メンテナンスの記
前回のメンテナンスはコチラ

現在の走行距離は38,300km程。
最近、フル加速時のエンジン回転上限が、それまでの8,000rpmから徐々に上がって来て8,500rpmをも超えるようになって来ました。
去年、同様な症状が出たときは、ベルト側面のワイヤー部が1/4円周ぶん無くなって、糸クズと化していたので、また(もう)ベルトがへたってきたのか…と思ってベルトを交換する事にしたのだ。
併せて、以前から気になっていたウエイトローラーの重量変更もやってみる事にした。


で、早速ベルトカバーを外す。
目視で確認出来る範囲では、特にベルトの損傷は無いようで、あの糸クズも見当たらない。
じゃぁ、プーリーとベルトをを外してみよう。

…おや、ベルトは何ともないぞ......
取り外したドライブベルト

ウエイトローラーも汚れてはいるが、外形の摩耗度合いも距離相応と言った所。
プーリーとウエイトローラー

扁摩耗は有るが若干控えめで、まだまだ使えそうなレベルだと思った。
ウエイトローラー

ンな訳で色々と迷ったが、ベルトに目立った異常は無いので、そのまま使い続ける事にした。
近所のバイク屋さんから買って来た新品のベルトは、予備で置いておこう。
ドライブベルト(新品)

じゃ、WRの交換だね。
以前はGD150用のWRを試してみた物の、ノーマルの12.5g*6個=75gに対して150cc用17.5g*6個=105gと重量比を1.4倍にした為に、フケ上がらないわ、エンブレも効かないわで、すぐに元に戻したのだったが…

今回使用したのはデイトナから出ているSuzuki AdressV125用13.0gを使用してみた。
ウエイトローラー(DAYTONA製V125用)

V125用は外径、幅共にGD125X用と同じで、重量が色々あったので、めでたく流用可能となったのだ。
13.0g*6個で78g、ノーマルとはたった3gの差しか無い訳だが、果たしてその効果は??

側面の樹脂のバリを取り、プーリーの中でスムーズに転がる事を確認して組付け、ベルトも元に戻してイザ!テスト走行〜
僅かではあるが、発進時のもたつき(エンジン回転が上がってから半クラが続く時間)が少なくなった様な…
そもそも、クラッチインする時のエンジン回転も、僅かに下がっている感じ。

全開加速をしてみると、回転上限は8,000rpmまでに落ち着くし、8,000rpmに達する速さも、イキナリ上限!というよりは少し緩やかになったみたい。
エンジンブレーキの効きも若干緩めになった。
プーリーの変速が終了するポイントも下がったので、80km/h以上からの伸び上がりもかなりマイルドに…

最高速度は ぬわわ〜で落ち着くのはWR交換前と一緒なので、これはドライブベルトがへたって来ている証拠故に変化が無いものと思われる。
…が、最高速度が同じでも、その時のエンジン回転が約500rpm落ちているので、WRを交換した分の効果は十分現れているようだ。

まぁ、シグナスやアドレスと張り合おうと言う訳ではないので、コレはコレでイイかな〜
何にしても、たった0.5g*6=3gの差で体感出来る差がこんなにあるもんなのかねぇ〜??という感じなので、これでしばらく様子を見てみます。

ということは、150cc用WRは やっぱりやり過ぎの感もありますねぇ。
Posted by tsuka27 at 06:45 P | from category: BIKE-GRANDDINK | TrackBacks
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