July 05, 2009

[GRANDDINK125X]吸気系の修理

先週、雨の中を走っていた際に、信号待ちで停車するとプスン!とエンジンが止まってしまう様になってしまった。どうにもアイドリングが安定しなくて止まってしまうので、以前経験したCDIユニットの不良でもなさそうな気がして…でもどうしようもないので、とりあえずアイドリングの回転を高めにしてやり過ごしてみた。

様子を見ていると、アイドリング自体も3,000回転で安定する時と、そこから2,000回転まで下がって安定する時の2パターン発生する。安定する回転の下限を1,500回転ぐらいになる様にするとガクガク…プスン!と止まってしまう。
どうも吸気系が怪しい…という気がしてきた。

そのままごまかして乗っていたが、それまで1,500回転付近で安定していたアイドリングを3,000回転まで上げておかないといけない、という状態はいくらなんでもマズいだろう…ということで久々にメットイン部分を取り外してみる事にした。


キャブレター周りを見てみると適当にオイルにじみで汚れが付いている以外に、なぜか変なシミがインテークマニホールドについているのが見えました…
engine

キャブレターの前後を外しマニホールド自体をしげしげと観察していると、その変なシミのある辺りのゴムにヒビが入っているのが分かりました。さすがに6年も経っていると、ゴム部品はどんどんダメになっていきますねぃ…
manifold
金属のバンドはキャブレターをはめている方
ヒビが入っているのは、マニホールドの右側です
crack
汚れを落とす為のスプレーをかけると、内側ににじんでくるので、これが原因だろうと思いました。

マニホールド自体はアルミ?の鋳物なのですが、キャブレターを差し込む部分〜流路が下向きに変わる部分の流路はゴムのままで、ここにヒビが入って二次エアーを吸ってアイドリングが安定しなくなった…ということになるらしい。

幸い、手元に「液体ゴム(※1)」というのがあったので、 これをヒビの所に塗り付けてやった。
ついでに、ひびの部分に液体ゴムが滲みこむようにと、マニホールドの片側を手でふさぎ、もう片方に口をつけてチュ〜ッっと…
微妙にガソリン臭かったのは言うまでも無い......

実際の所は3〜4回ほど塗り〜乾かし、と多少盛りつける様な感じにしないと塞ぎきれなかったらしく、なかなかアイドリングが安定しなかったのだが…

あと、この液体ゴムがガソリンに対してどれだけ持つのかは分からないので、ホントはマニホールドを交換するのが間違いないのは言うまでも無いだろう。


色々見ていると、他にもボロボロになっているゴム部品が…あぅ.......
cdi_unit

(※1):株式会社ユタカメイク 液体ゴム BE-2
東急ハンズにて購入。随分昔に買ったものでしたが、先日新宿店に行ったら、まだ置いていました。
Posted by tsuka27 at 06:53 P | from category: BIKE-GRANDDINK | TrackBacks
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