December 24, 2009
[XLH883]帰ってきたSportster
…先週の土曜日の話ですが…修理に預けてから2ヶ月とちょっと、ようやく我がSportsterクンが帰ってきました。正直言って、お店を出て5分くらいの間は 運転の感覚が戻らずギクシャクしていたりいなかったり......
でもしっかり直してもらったお陰で、エンジンの一発一発がハッキリしたのが面白いです。250ccのスクーターの何の抵抗も無くスルスル回ってしまうエンジンに大分慣らされた身には、Sportsterのエンジンはゴロリンゴロリンと回っているのが良く感じられます。
…あれ、こんなに鈍臭かったっケか?でもしっかりスピードは出ているので、エンジン音とスピード感のズレがやっぱり独特だなぁ、と再確認した次第です。
ちなみに主な交換部品はこんな感じ
排気バルブとピストンリング
排気バルブは、蓄積したカーボンを噛み込んだためにシート面がガチャガチャになっています。バルブは交換し、ヘッド側も擦り合わせではなくシートカットで対応してもらったそうです。
ピストンリングも、トップリングの側面はコーティングが無くなって地金が出ていてツルツルのピカピカになっていました。リングは交換、シリンダーは再ホーニング。
ピストンピンやコンロッドの大端側のガタなどには異常がなかったそうです。
クラッチのベアリング。クラッチのキレがおかしくなったのはこのベアリングがイカレてしまったせいです。普通の(ラジアルの)ボールベアリングですが、中央の軸受け部がこんなに突き出る程に摩耗したのを見るのは初めてです。
都市部で運転していてクラッチ操作が多い場合は仕方の無い故障らしいです。今思えば、クラッチレバーに軽く指をかけた際に”コロコロ”と言う感触があったので『??』と感じたのは今年になってからだったか......
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