May 02, 2005

OS X 10.4 と Final Cut Express.app

え〜、世の中の新し物好きなMACファンの例にもれず、オイラもTigerを使ってみました。
今までの環境は
マシン:iMac 17型液晶 800MHzモデル
メモリ:1GB
OS:10.3.9についこの前アップデートしたばかり
というところです。

パッケージをアップルストア銀座店に行って購入してきました。
初めて入ったのですが、あそこはお店というよりショールームと言った方がピッタリくるたたずまいですね。
1階と4階のお会計のカウンターがどこだか分からなかったヨ。

で、インストールはアップグレードする形で行いました。
過去に10.2や10.3を入れる時には、アーカイブしてインストールを選んでいたのですが、その度にいるのかいらないのか分からない「Previous Systems/以前のシステム」のフォルダの処理に困っていました(結果的にはほとんどそのままゴミ箱行きになりましたが)。
その処理の面倒臭さと、「10.4」という数字を信用して(もう面倒は起らないだろう…との意)の決断です。

簡易インストールで始めました。
カスタムする程のモノか確認する必要はあるのかないのか迷いましたが、それも今回は「10.4」という数字を信用してみることにしました。

インストールにかかった時間は、正味1時間半弱。
最初は「予定時間:約3時間」とか表示されて思わず吹き出して (`Σ´;) しまったのですが、
インストールするディスクの確認(=DVDの確認??)
インストール先のディスクの確認…と色々な前準備をしている間に、どんどん時間が短くなっていきました。

インストールしている内容を見ていると、かなり多くの『これは一生使わないんじゃないの?』と思える言語環境のファイルもインストールしています。
加えて、『ここのプリンターは使わないのに…』と思っているプリンタドライバーも じゃんじゃんインストールしてくれています。
ちょっと失敗したかな〜、と感じた瞬間でした。

さて、一通りインストールが終了して、ユーザー情報の登録、となる訳ですが、以前のシステムから情報を引き継いでいるようで、改めて入力する部分はありませんでした。
やっぱりこうでなくちゃ、と思って「送信ボタン」を押したところ、一回目はすぐに接続に失敗したというメッセージが出て、2回目は接続中となったまま30分過ぎてもそのままでした。
これは、なにかあると思い、後回しにすることにしました。

で、10.4で変わったところは、、、
左上のリンゴマークが青くなっている(あれ、こんなだったっけ?と思った)
それに合わせるかのように、右上には虫眼鏡のマーク(スポットライトと言う新機能のアイコン)
…でも、まだ良く分かっていない。

メインのHDDの中を見てすぐにわかる部分は、各アプリケーションの名称に『.app』と拡張子が表示されるようになりました。なぜ今頃になってそんなことを…? と思うのはオイラだけでしょうか?
(どうやらFinderの環境設定で 表示の設定をイジれるようですが…)

ダッシュボード、、、エクスポゼと同じようにスルッと出てきてスパッと消えていくのはいいんですが、あんまりすぐ使う機能は無いです。
それより、今まで集めたコンファビュレータ用のwigetはどうなるのでしょうか?互換性は??

メール:見た目が iTunesみたいになりました。今までメインウインドウの右側に出ていたメールボックスの一覧が、左側に来たのが大きい変更です。

サファリRSS:RSSに対応したページにくると、アドレス表示欄の右端に『RSS』と表示されます。それをクリックすると、ズルズル〜っとページの表示が切り替わって、記事の一覧画面になります。一度に表示する記事の長さも調整できる仕組みで、件数を多く表示したい時は記事部を短かめに…という風に出来ます。

個人的に一番影響を食らったのは、『Final Cut Express』です。何が?っつーと…

TV番組をHDに録画しておいて、その.movファイルをCMの部分とか切り抜いてQuickTime形式に書き出し…ということをやる訳ですが、書き出し形式のオプションを選択するダイアログが大きく変わってしまいました。

…聞いてないよぉ〜 (;´Д`)

「.h264」とかいう青山通りみたいな名前のフォーマットがデフォルト(以前はビデオ)になっているとか
いつも書き出し形式に使っているmp4形式のビットレートの値が単位も含めて大きく変わっているとか
何よりも書き出しにかかる時間が増大した、とか(この辺はまだ様子を探る必要がありますが)

参考までに

以前は30分番組を編集して正味24分のムービーを書き出すのに、
イメージ/サウンド共にmp4形式を指定してかかる時間が約1時間(57〜8分)で、書き出されたファイルの容量は約280MB
今回はビットレートにもよりますが約1時間〜と表示されている時間が長く、正味1時間+15〜20分くらいかかりました。

ちなみに「.h264」だと…最初は12時間とか!実質8時間位になりそうですが…
78%終わって、まだあと約2時間とか…ふざけんな!
88%終わって、まだあと約59分
結局、書き出し終了には8時間くらいかかりました。で、書き出されたファイルの容量は約300MB…
確かに、画質は良いのですが、書き出し時間が余りにもかかり過ぎです。使っていられませんョ、これじゃぁ....
CPUの負担が多いのでしょうか、最近暖かくなってきたことも加えて、ファンがうなりっぱなしです。

他には…
ドライバが消えちゃった?AH-K3001V(いわゆる京ポン)用のドライバを使ってUSB接続の認識をさせていたのですが、それが....また入れ直しかぁ…?

でも、他には大きく使い勝手が変わった部分は見受けられません。まぁ、全部試した訳ではないので まだ何かあるのかもしれませんが…

安定度が増したのか?イヤイヤ、元よりOS XはOS9よりず〜っと安定してます。
そしてそれはこれからも変わらないことでしょう。

G4やG5プロセッサに対しての最適化が進んだ?…かもしれません。
Mail、Safari-RSS、iTunesなど、以前よりスッと立ち上がってくれるようになりました。

正直言って、10.2から10.3にアップした時は動作が軽くなった感じがして、ようやくOS Xもイライラすることなく使えるようになってきたな、と感じたモノですが、
今回の10.3から10.4へのアップは、そこまでの大きな感動がなかったのが、ちょっと残念です。

でも実は表に見えないところですっごく頑張っているのかも知れませんが…

…そうそう、「iWork '05」の体験版ディスクが付いてきましたが、これは...
Appleworksをすでに購入している身には、どうしろと…いう…のか?

20050503
画面のキャプチャをするのにコマンド+shift+3ってありますよね。
それでできるファイルが、以前はpdfだったけれど、pngになりましたョ。
さらにそれを「プレビュー」で切り抜くのも、いきなりドラッグして範囲指定して、コマンド+Kで切り抜き完了。
今まではツールバーにあった項目が無くなって戸惑ったけれど、これはとっても操作が簡単になりましたね。
Posted by tsuka27 at 10:13 P | from category: Macintosh | TrackBacks
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